ノルディックウォーキングは究極の健康スポーツ


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■ウォーキングだけでは不十分?

「ウォーキングで足腰を鍛えている」と胸を張る中高年は多い。ところが、筑波大学大学院人間総合科学研究科の久野譜也教授は「ウォーキングだけでは一部の筋肉しか使っていない。残念ながら運動をしているつもりでも筋肉がついていない人が多い」と話す。

筋量は20~30歳を頂点に、鍛える努力をしないと下降の一途をたどるという。30歳からは毎年約1%ずつ減る。20~30歳のときを100%とすれば、80歳では半分以下になる計算だ。「高齢者ほど筋力アップを心掛けてほしい」と久野教授。

■肥満の原因に

なぜ筋肉は大切なのだろう。筋肉が減ると運動機能が落ちてよろけやすくなる。高齢者の転倒は骨折につながる。特に閉経後に骨粗しょう症になりやすい女性の転倒は避けたい。久野教授は「筋肉は骨にくっついているので筋肉を動かすと骨に負荷がかかり、骨密度の低下が緩やかになるとのデータがある」と話す。

それだけではない。筋肉量が減ると消費カロリーがダウンし、肥満になりやすい。筋肉は基礎代謝の約40%を占める。消費できない余分な熱量は内臓に蓄積することになり、積み重なると、中年太りや糖尿病などの生活習慣病の原因になる。

肥満の人が体重を落とすには、瞬発的な筋トレよりも消費エネルギー量の多い、有酸素運動が勧められる。ただし「そもそもエネルギーを消費してくれる筋肉を増やさないと有酸素運動も効果が薄い」と、肥満外来を開く水道橋メディカルクリニック(東京・千代田)の砂山聡院長。

「日経スタイル(ヘルス)」より抜粋

上記から分かるようにただ歩くだけでは筋力アップは余り期待できません。

そこで私達のお勧めするスポーツがノルディックウォーキングです。2本のポールを地面に突く事で上半身の筋肉を強く刺激し、腕を大きく振る事で歩幅が拡がり、普段使えない大きな筋肉であるお尻と大腿の筋肉をフル活動します。

まさに筋肉を増強するウォーキングであり、皆さんと外の景色を楽しみながら出来る事もお勧めのポイントです。

是非、私達指導員の下、正しい知識、フォームを身につけるため、体験会、講習会にいらして下さい。お持ちしております。

~Blue Mountain~

 

(日経電子版の記事より抜粋)

効率良く内臓脂肪を燃焼させる運動って何?

楽しく歩く「ノルディックウォーキング」のススメ

2016/2/4 聞き手:田中美香=医療ジャーナリスト

2014年の「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)では、運動習慣のある人の割合は、男性31.2%、女性25.1%であり、日本人の34人に1人にすぎないという結果が出ている。慢性的な運動不足に陥る理由の1つは、「長く続かないこと」だ。継続しやすい運動療法として注目されている「ノルディックウォーキング」の効果について、ウェルネスササキクリニック院長の佐々木巌医師に聞いた。

回答者:佐々木 巌医師 医療法人社団ウェルネスササキクリニック 院長

Q.肥満解消のために運動するよう心がけていますが、ジム通いは長続きしません。楽しく効果的な運動療法はありませんか。(55歳・男性)

A. 肥満の人が急激に運動すると膝を痛めることもあるので、ジョギングよりも膝への負担が軽いウォーキングを主体とした有酸素運動がよいでしょう。ダイエットが目的であれば、カロリー消費量の多い「ノルディックウォーキング」がお勧めです。

膝を痛めにくく肩までほぐれるノルディックウォーキング

Q.ノルディックウォーキングって何ですか。

A.ノルディックスキーの選手がオフシーズントレーニングの一環として行っていた運動が、一般の人に波及したのがノルディックウォーキングの始まりです。スキーのストックに似た、専用のポールをリズミカルに突きながら歩きます。仕事で忙しい人もわざわざジムやプールに通う手間がなく、いつでもどこでも手軽にできる運動なので、誰でも続けやすいと思います。

ノルディックウォーキングでは、全身の筋肉を使って歩くためにポールを用います。単にポールを地面に突くのではなく、ノルディックスキーのように斜め後方にポールを押しながら歩きます。脂肪が燃焼するには最低20分程度の連続した運動が必要で、20~30分続けることで効果が得られます。

Q.ノルディックウォーキングは、ただ歩くのに比べてどのくらい効果が高いのでしょうか。

A.1時間当たりの消費カロリーは、通常のウォーキングで280kcal、ノルディックウォーキングでは、熟練度によっては400kcalまでアップするというデータがあります。

30分、1時間も歩けば、初めてトライする方は「すごくいい汗をかきました」と言います。それは、いかに普段は運動不足かということの裏返しかもしれませんが、2本のポールという道具を使うだけで、ただ歩くだけでは得られない大きな満足感と運動効果が得られます。

ノルディックウォーキングは肩凝りの解消にも効果的です。私たちはパソコンやスマートフォンのせいで前傾姿勢になりがちで、背中や肩、首が痛くなります。でも、ポールを持って直立すると上半身が自然に開き、背筋が伸びるのをいやおうなく意識できます。両手をスイングすれば肩もほぐれます。歩行中にバランスを崩して転倒しやすい高齢者にも有効で、安定した歩き方を身につける運動として活用されています。

Q.ノルディックウォーキングを始めるにはどうすればよいでしょうか。

A.ノルディックウォーキングで使うポールは、スポーツ用品店で購入することができます。自己流で始めるより、最初は専門家に教わる方が良いでしょう。ノルディックウォーキングの団体が開催する体験会のほか、肥満外来でイベントを行う病院もあるので、仲間づくりもできて楽しく始められます。

佐々木 巌(ささき いわお)医師 医療法人社団ウェルネスササキクリニック 院長。1984年日本大学医学部卒業、医学博士。